僕の好きな蝶々…
忘れていたトキメキと…
失っていたドキドキ…
僕に幸せをたくさんくれた蝶々…
僕は君に何をあげられただろう…
辛く歯痒い思い…
それは君が蝶々だから…
僕は人間…
いつまでも虫籠の中に入れておけない…
広い野原に放してあげよう…
そして…
その綺麗な羽で広くて素晴らしい世界を見て感じて欲しい…
君の為に僕が出来る事…
唯一してあげられる事…
僕の好きな蝶々…
虫籠を空けたのに…
外へ出ようとしない蝶々…
君の居るべき場所は虫籠じゃないよ…
僕は人間…
君は蝶々だから…
決して交わる事のない…
今までも…
そして…
これからも…
嫌がる君を無理矢理虫籠から出した…
君の為に僕が出来る事…
唯一してあげられる事…