![]() 【あと3年で世界が終わるなら、何をしますか。】
ひいろんの好きな作家、伊坂 幸太郎さんの連作短編集です。 かなり前に購入したままになってたのを今になってやっと読みました…爆汗 以下、ひいろんの感想です☆ 舞台は 「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後の仙台市北部の団地… 一見安っぽいSF小説的な舞台設定ですが、そこは伊坂氏の小説らしく描かれてるのに一安心… 【終末をいかに生きるのか】 を色々な立場の人間の目線で各々の物語が綴られます。。 そして各々の主人公達を押し付けがましくなく絶妙にリンクさせる事で、より物語に奥行きを感じさせる技法は、さすが伊坂マジック(?)って感じです(^^ 舞台が地球滅亡宣言直後ではなく5年後で、残りあと3年って時期が、この物語を描く上で絶妙にマッチしてるのも良かったですね☆ あっと驚くからくりや、お涙頂戴の感動的ストーリーはありませんが… 心に染みる一作である事には違いありません(^▽^ (褒めすぎか?…でも面白かったですよ♪) あぁ…もっと早く読んでおけばよかった…爆 【オマケリンク】 本作品の著者インタビューです☆ ・伊坂幸太郎「終末のフール」インタビュー/s-woman.net | ||
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