ハードカバーの表紙… ひいろんの大好きな画家、騙し絵で有名なエッシャーの絵です。。 その絵に惹かれて苦手な長編小説ながら思わず購入して読みましたが… いやぁ〜☆ 面白かったです♪ ・世の中の事は、金さえあればどうにでもなると思い込んでる傲慢な画商 ・独自のこだわりを持ち続けている泥棒 ・信教宗教にハマっている男 ・不倫の末、互いの配偶者の殺害計画を練る男女 ・会社からリストラされ、路頭に迷う男 これらの登場人物が織り成す5つの物語… 一見なんの接点も無いように展開されていくんですが、読み進めていくウチに、それらが一つになっていく様の描き方は見事です♪ まさに、表紙に描かれたエッシャーの絵の様に… 小説ならでは…のトリックもあって、なかなかに楽しめます☆ トリックも面白いですが、それぞれの登場人物も魅力的に描かれており、より物語に輝き(?)を増しています♪ 個人的には『泥棒の豊田』が好きですねぇ〜(^▽^ 泥棒なんですけど、その独自のポリシーみたいなモノに人間的な魅力を感じちゃったりして…爆 ミステリー小説が好きな方にはオススメです♪ |
||