【ハッピーバースデー】
著者:青木 和雄・吉富 多美 ちょいと前に読んだ本です… 『85万人が涙した物語』 〜純愛小説で泣けなかったあなたへ〜 なんてキャッチコピーに惹かれて読みました。。 実の母親に愛してもらえず、誕生日さえ忘れられてしまった11歳の少女・あすかは、声を失ってしまう。 以下ひいろんの感想です。。 「おまえ、生まれてこなきゃよかったよな。」 …なんて衝撃的な言葉から始まる物語。。 主人公あすかの11回目の誕生日に実の兄から言われ… 更に母親にも… そして、声の出なくなったあすかの悲しい訴えに、優しい担任の先生が手を差し伸べ… 母親と対立… 物語が始まって早々 あすかの、あまりに悲しい境遇に涙が溢れます。。 それから、母方の祖父母の家で生まれ変わるあすか… 前半の悲しい物語から一転… 生まれ変わったあすかの活躍(?)が見られます。。 そこからは涙は流れませんでしたが(薄情か?…爆) あすかだけでなく、その周りの人たちの心の内面と、その変化… なかなか考えさせられる内容になってました☆ 正直、事が上手すぎる程進んでいく様は美談過ぎる感は無きにしもあらず…ですけど。。 読み物として捕らえれば、充分すぎる出来だと思いますです♪ ちなみに…あすかを虐待する母親の境遇が… ウチの嫁さんに通ずるモノがあったんで、読むように薦めておきました… ま、あんまり興味なさそうでしたが…爆 |